株式会社カイユウと六本木ヒルズ展望台 東京シティビューと共催する平成に生まれた文化を捉え直す展示「平成展」に関するイベント情報を発信します。

平成展:
https://kai-you.net/heisei

「平成展」は、平成の終わりという節目を鑑賞者自身の記憶と共に振り返る三連展として全3回です。もうまもなく終わろうとしている平成という歴史の中で、いったいどのようなポップカルチャーが生まれ、次世代へと繋がっていくのか、この先の未来には何が待っているのかを読み解きます。

1月31日までの開催となる第2回目展示「平成展2000-2009」では、2000年から2009年の10年を振り返ります。

平成の30年の中でちょうど中間に当たるこの10年は、多くの識者たちや文化/社会評論において「00(ゼロ)年代」と呼ばれ、平成だけでなく20世紀/21世紀という大きな時代の区切り。そして、橋渡しとなった年代だとも言えます。情報技術が飛躍的に向上し、世の中のほとんどの人が携帯電話やスマートフォンを手に持って自由にネットに繋がる中で、より個々人の趣味嗜好が細分化していき、政治や宗教、マスメディアといった大きな物語が後退し、人々は自分たちというコミュニティによる「小さな物語」を生きるのが当たり前になりました。

それに伴い、これまで「オタク」的、「不良」的だったものが普遍化し、かつてサブカルチャーと呼ばれた分野がポップカルチャーとして広がっていきます。時には奇異の対象とみられた漫画やアニメやゲームが「当たり前のもの」として広がっていきました。今回は、そんな「小さな物語」を①組織から個人へ②セカイ系の系譜③都市と地方の分断④繋がりを生む情報技術という4つの軸から点と線によって結んでいく展示となります。